三国時代【魏・呉・蜀】 (220〜265年)

220年、後漢最後の皇帝である献帝が魏王・曹丕に禅譲してから、265年魏最後の皇帝・曹奐が晋王・司馬炎に禅譲するまでの時代。
曹丕が魏を建国したのを受け、劉備は後漢の正当な後継者であるとして帝位についた。国名は漢としたが、便宜上「蜀」「蜀漢」と呼ばれることが多い。
また、孫権も独自の年号を定めるなどして自立の意思を明らかにしたのち、229年になって正式に帝位についた。建業(現・南京)に都を置いたこの国は呉と称した。

三国は微妙な均衡を保ち続けるが、しだいに魏の国力が他を圧倒し蜀を滅ぼし天下統一に向かう。
しかし、魏の内部では司馬氏が大きな権力を持つようになり、司馬炎が帝位につき晋を建国し、魏が滅びる。



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