-た行-

趙雲(ちょううん、? ~229年)
-全身全て胆と評された抜群の度胸-

字は子龍。
初め公孫瓚に仕えていたが、主家滅亡後は劉備に従う。 以後、劉備陣営になくてはならない武将になっていく。
特に長坂橋の戦いでは見失った劉禅を探すため、百万を超える曹操軍に向かって単騎で突入。甘夫人を助けることは出来なかったものの、見事劉禅を救出した。
その後、歴戦の功績を称えられ五虎大将に任ぜられる。
劉備が彼の武勇を褒め称え「子龍の全身これ胆なり」と賞した話は有名。



張飛(ちょうひ、生年不詳 ~221年)
-百万の大群を一騎で駆け抜けた劉備最強の片腕-

字は益徳。
劉備、関羽らと共に黄巾の乱の頃より行動を共にする。
曹操の荊州侵攻の際、殿を務め長坂において僅かな手勢で曹操軍を撃退した。 更に荊州の南部四郡の攻略、劉備の蜀侵攻において功績を上げた。
劉備の入蜀後、『五虎大将軍』に任ぜられる。
その後も張を漢中から撃退する等、多大な活躍をみせた。
劉備の呉侵攻の直前に部下の范彊、張達に殺害された。