幽州
幽州は、中原の北側に位置し、冀州から分離された中国の北の国境として、古来より北方民族の侵害に悩まされ、その歴史を刻んできた。
後漢末期、専制政治を行う董卓が長安へ遷都すると、華北の実権は次第に袁紹へと移り、群雄割拠の世相を表していった。北方の雄として知られた公孫瓚は、幽州に割拠し、冀州の地を狙ったが、同じく冀州を狙っていた袁紹に敗れ、次第にその勢力を失っていった。
主な出身者
涿
郡
張飛
劉備
北平郡
程普
遼西郡
韓当
公孫瓚
涿郡北平郡 遼西郡